目指すは日本医科大学付属病院!!まだ私には闘う武器が残されている!!

2018年11月12日(月)のこと。
一昨日のHW病院でのやり取りで、大変ありがたいことに、丸山ワクチンの治験引き受け病院が即日決定した。
本当にありがたい。
私はこの病気になってよかったのかもしれない・・・・・・・・
私の生涯で、この病気を自覚する以前は、これほど周囲の物事や人々に、心の底から感謝という念を持ったことはなかったかもしれない。
それは、人並みに、口先だけの感謝はなんぼでも口にしていただろう。
でも、それとは違う・・・・・・。
私のようなちっぽけな命に対して、人並みに扱ってもらえること、大勢の方々が本当に一生懸命力を尽くしてくれていること、人々の真心というものがこれほど真摯に伝わって胸を打ったことはなかったように思うのだ。
病から学ぶこともあるというが、今まさにその心境である。

今の私の現状として・・・・・・。
もはや、私に残された癌への対抗策としては、非公式ながらも医療手段としては、この丸山ワクチンしか現実的な手段はない。
もっとも、外国まで行けば、まだまだ色々な手立てが残されているのだろう。
しかし、私にはそこまでの経済力もないし、そこまでの代償を払ってまでの命そのものへの執着もない。

そしてそれでも、この丸山ワクチンをもってしても、どれほどの効果があるのかもわからない。
完全なものなどはありえないのだ。
私にとって、どれだけ延命できるかはわからないが、最終的な命の終焉はこの癌によるものという終着点は、私なりに見えてもいるし、理解と覚悟はしているつもり。
人が生まれながらに与えられる寿命というものがあるのなら、それが天命というものであろう。
その天命にいたずらに抗ってみても、それは私の持って生まれた星の宿命に、ただただ反することなのかもしれない。
けれど、まだ生きている以上、命を実感しているこの魂の責任上からは、やれるだけのことはやるという私の生き様を示すことは、こんな私にも残されたちっぽけな矜持なのかもしれない。

その残された最後の手段に、こうしてスムーズに手続きができるということは、私に何かが味方をしてくれているように思えてならない。
本当に、何度も繰り返すがありがたいこと。

さて、丸山ワクチンプロジェクト(我が家ではもはやプロジェクト扱い)の準備であるが、着々と、家内が手を打っている。
早くも病院側で記載してもらう書類の治験承諾書とSSM治験登録証を用意し、さっそく本日、KS医師に書類作成の依頼をして来ている。
できれば、今週末の温熱治療の時に書類を受け取りたいということでお願いし、快諾いただいている。
これによって、日程の計画に手が打てる。

さっそく宿と航空券の手配。
11月18日(日)に札幌を立ち、11月19日(月)に東京千駄木にある日本医科大学付属病院に行く手配を完了。
前にも少しだけ述べたが、とにかく最初の治験登録手続きとワクチンの受け取りは、直接病院へ足を運ばねばならない。(2度目以降は郵送にてワクチンを送付してもらえる)
また、この手続きができるのは、この丸山ワクチンの起源的なことからも、現在では国内でもこの日本医科大学付属病院でしか取り扱いはない。

この病院が普通の病院と変わらず平日のみの外来診療のため、19日の月曜日は仕事を休まねばならない。
また、その診療や手続きの所要時間や、待ち時間がまったく読めないため、1泊2日の日程で大丈夫か?とも思ったが、とりあえずはこの日程でチケットを抑えた。
当初、私は、放射線治療後のあの倦怠感の症状的にも、私の上京は無理で家内一人で行ってもらうことも考えたが、ここ最近の体調では何とかなると踏んで、私と家内二人で行くことに決めた。
当然ながら家内の仕事も19日は休みをもらうことになる。
想えば、家内と二人だけで東京に行くのは、一緒になって以来初めてのことではないか・・・・・・・。

繰り返すが、この丸山ワクチンの効果が私にとって、どうなるかはまったくわからない。
もしかすると、まったく効果がないということもあり得ること。
でも、とにかく過大な期待を持たずにやれることを着々とやってみるしか、今の私には手がないのである。
私の運命は、当の本人にも、家族も医療機関の専門家でも、誰にもまったくわからない。
人の命を司る天に託すしかない。

そして、まだ・・・・・・。
まだまだ私には、どうやら闘う武器があるようだ。
まずは、その武器を手に取ってみよう。 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
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丸山ワクチンプロジェクト始動!!

2018年11月10日(土)のこと。
放射線治療終了後の倦怠感ダメージが完全になくなったわけではないが、ここ最近では、日常生活内でツラさを感じることはほとんどなくなったきた。
やはり、癌そのものの悪さというよりは、治療の副作用だったということのようだ。
治療が終われば治まって行くというTG医師の言葉通り。

さて、今日は温熱療法でお世話になっているHW病院での診察日。
通常、ここの定期健診は一か月に一回程度なのだが、新しくKS医師が担当になったということと、前回、治験の引き受けを依頼していたということもあるせいか、2週間後の今日、この日に診察日が設定されている。

今日の主題は、その丸山ワクチンの治験引き受け可否の検討結果をうかがうこと。
まず、KS医師との対面。
すると、「この間の、丸山ワクチンの話ですが・・・・・」と、いきなりの直球。
もともと、私も家内も、正直なところあまり期待もしておらず、実際には、近場での小規模クリニックに軒並み依頼をしていこうかとも思っていたところ。
しかし、「結論から申し上げると、お引き受けしましょう・・・・・」とのお返事。
一瞬にして、私も家内も目を丸くして固まった。
こんなに早く、引き受け先が見つかるとは思わなかった。
しかも、ここのHW病院で・・・・と。

「実は、色々と喧々諤々と院内で議論もあったのですが、最終的にはお引き受けすることにしました・・・・」と、言葉が続く。
なるほど、やはり簡単ではなかったようだ。
しみじみと、またしても感激と感謝の念がこみ上がってくる。
私も家内も、とにかく「ありがとうございます」と、丁重に頭を下げるのみ。
しばし、それ以上の言葉がでてこない。

正直なところ、ここで引き受けてもらえるとは露ほどにも思っていなかった。
取りあえず、あちこちへの依頼の手始めに、というところの認識でお願いをしてみたということ。
実際、このHW病院は温熱療法のスタッフさん達や看護師さん達の対応は丁寧だが、一部の医師には信じられないほど態度が横柄な人がいたり、特に、病棟と事務の連絡連携がとにかく酷く、不満の多いところでもある。
これについては、今までにも何度か述べていた通り。
しかし、病院全体の医療への取り組み姿勢と、そのこととはまったく別なことということなのだろうか。

とにかく、この件については本当に感謝の念しかない。
私と家内の頭は、ひたすら下がったままである。

少し話はそれるが、どうして、この丸山ワクチンの治験を引き受ける病院を探すのが難しいのかということに少しだけ触れてみたい。
基本的には厚生労働省が正式に認可している薬ではないため、保険医療の適用外であり、病院としては手間の割には大した収益にならないということ。
もうひとつは、丸山ワクチンに積極的にかかわっていくということが医学界の主流からはずれてしまうという観念があるらしいこと。
KY病院のM医師が典型的な例であろうか。
それが病院全体の経営方針ということもあるだろうし、医師個人の見解として学会等で睨まれてしまうからとか、単に丸山ワクチンへの勉強不足ということもあるのかもしれない。
とにかく、一般的に丸山ワクチンを希望する人は、まずこの壁にぶち当たるようなのだ。
それを私は、初っ端から無事にクリアできたということ。
これは、本当に喜ばしいことである。

そして、KS医師からは、やはり自由診療であるため、保険診療内の温熱療法の治療日と同日にはできないこと、週3回位の注射を打つことでの通院になること等の説明がなされる。
また、「日本医科大学付属病院への手続き的なことは、何でもしますので気軽に言ってください」とのことも。
そして、診察室を出た後は、看護師さんからも細かな説明がなされる。
大体はKS医師からの説明とかぶるのだが、最後に、やはり、このことはオープンに引き受けていることでもないため、「あまり大きく広めないでいただけたら・・・」と、やんわりと申し付け加えられた。
そのため、このブログ内でも、今後はこの丸山ワクチンの治療に関する時は、ここの病院のことをX病院と呼称して使い分けることにする。

そして、その後、事務長も挨拶に見えられ、今後の治療のこと、費用について、およそ1回当たり1,900円くらいの自己負担になるということの説明を受ける。
保険適用外とはいえ、1,900程度で済むとは・・・・・・。
これにはびっくり。
ネットの情報によると、やはり病院側としての収益にならないため、10,000円単位でふっかけられるところもあるという情報を目にしていた。
ここが良心的でよかった・・・・・・・・。

色々と窮地に立たされているようでも、やってみると、それなりに活路は見いだされるものということを、今回も改めて実感する。
またここでも、故人となった山下弘子氏の言う患者力という言葉が思い出された。
私は、この言葉をもう少し細かく解説すると、その要諦はやはり情報の収集力と、ほんの少しの勇気と行動力にあると思うのだ。
もちろん、情報は何でもかんでも鵜のみにしてはダメで、正しい情報を見定めなければならない。
では、どうやって正しい情報かどうかを見定めるか・・・・・・。
それには、やはりまずは、よくも悪くも数多くの情報に触れるしかない。
そして、最後の見極めの基準は、その情報の分析力。
これはもう、心眼をもって道理に照らすしかないと思う。
ここが、ほんの少しの勇気が必要だという私の見解。
なんだか、私も悟りの境地に入って行くようである。
まぁ、でも、よくよく考えるとそれもそうだろう。
たまたま、今がなんとかなっているだけで、私は元々、何度も余命を宣告されて、命と直面する毎日を送っている身なのだ。

さてさて・・・・・・。
それはそうと、ちょっとこれから忙しくなる。
できれば今週末にでも東京行きを実現させたいところ。
さっそく、各種申請書類の準備(専用サイトからダウンロード)と、宿泊先と航空券の手配に入ることにしよう。
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放射線治療直後の完全KO!!

2018年11月1日(木)~同年11月4日(日)までのこと。
昨日の急な体調不良から一夜明けても、全身の虚脱感はまったく晴れず。
翌日(11月1日)は仕事を休ませてもらった。
この日も、ほぼほぼ寝たきり状態。
なんとか細くなった食事をかろうじて摂ることと、トイレ、お風呂意外に動けることはほとんどなし。
ず~っと、ベッドに横たわったまま、テレビを眺めていたり、スマホをいじったり、疲れてくるとテレビの音声をBGMにとにかく寝ていた。
これはやっぱり、放射線の治療が終了し、その治療と仕事の両立への緊張の糸がプツリと切れてしまったせいなのだろうか。

その翌日の11月2日(金)も状況は変わらず。
気持ちとしては仕事に出るつもりで昨日は過ごしていたけれども、やはり、体がいうことをきかない。
さすがに職場へ連絡した時には、ちょっと心配のされ方の度合いが変わっていたのが伝わってきた。
もう、このまま人生の終焉に向かうのではと思われているのかもしれない。
それは、私自身でさえ、そう思ったほど。
昨日までは、前述したように治療がひと段落したことへの安堵感からの影響かとも思っていたが、この日になってくると、いやいやこれは、TG医師も懸念していた放射線治療による正常臓器への損傷があったのでは・・・・とも思えて来る。
それほど厳しく、おそらく今までの治療の影響によるシンドサでは最高クラスのダメージではないかと思われた。
この私が二日も職場を休まざるを得なかったのは、今まで、入院以外ではなかったことでもある。

そして、その翌日の11月3日(土)になると、幾分、動こうという意欲も出てきて、近所への外出くらいはなんとかなってきた。
ただし、活動できたのは午前中のみで、午後になるとまたベッドに臥せってしまう。
さらに次の日の11月4日(日)になって、やっと、体力の消耗は感じるものの、なんとか日常の休日の過ごし方が可能になった。
とりあえずは、ややおぼつかないが日常生活ができるほどの気力・体力は取り戻せたようだ。

しかし、この期間の寝込んでいるあいだ、本当に色々なことを考えてしまった。
よっぽどTS病院へ駈け込もうかとも思ったが、我が家からの病院までの距離を考えると、この体調では結構つらい。
本来のメインであるKY病院なら近いし、ここへは?とも考えたが、今までの経緯上、この病院ではこの治療には関心がなさそうだし、この症状の要因を考えるとなんとも足も向けにくい。
セカンドオピニオンの有効性は実感はするものの、やはり、日本人的と言えばそうかもしれないが、なんとも難しい一線もないわけでもない

とにもかくにも、臥せっているしか手がないと判断。
そして、横になりながらも、このまま回復しなかったらどうしよう・・・・・とか、最悪の病状悪化への入り口とは、こんなものなんだろうか・・・・という、臨場感にヒシヒシと直面していた。

でも、とりあえず・・・・。
なんとか立ち上がることができた。
我ながら、私は結構しぶといのかもしれない。
不思議と、そうも思えてきた。

とにかく明日は、正常に出勤しよう。
業務的にはこの期間、たまたま運よく2日くらいの休みで、大きな影響が出る状態ではなかった。
これには、大変、精神面でも救われた。
けれど、私の事情を知っている一部の人たちには、大半なご心配をかけてしまったことへのお詫びが必要だ。
そして、次の11月15日(木)のTG医師との診察日には、この症状を詳細に説明する必要もある。
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放射線治療(肝臓部)7週目、いよいよ最終日!! が!!しかし・・・・・

2018年10月31日(水)のこと。
本日、放射線治療の最終日。
長かった・・・・・。
肝臓部だけで30日。
その前の肺の治療も入れると、通算で45日間の治療となった。
これを土日を除き、アクシデントで受診できなかった日以外の毎日、連続での治療。

いや、本当に長かった。
特に肝臓部の中盤以降の倦怠感や肩・背中・腰の凝りには相当悩まされた。
終盤には、この症状にも効き目があるかと思い、とんぷく剤のカロナールを服用。
また、食欲不振も加速度がつき、まともに一食の食事が摂れる日が珍しいほど。
体重の減少も著しく、もはや70kg台を維持するのがやっと。
ささやかな抵抗として、プロテインの摂取は、今もなお、あれ以来毎日継続している。
おまけに、今までにも何度も触れているが、このTS病院へ来るまでの通院&通勤経路の最悪さ。
毎朝、あの試練の階段!!で泣きそうになるほど、へたっていた。
とりあえず一応は、この毎日の通院からは、しばらくは開放されるであろうか(多分・・・・)。

今日の最後の治療を終え、いつもお世話になっている放射線治療室のスタッフの方々、技師さんからも「長い間、大変、お疲れ様でした、お体を大事にしてください!!」と声をかけられる。
これには、とても感慨深いものがこみ上げてくる。

ここのスタッフの方々には、この放射線治療が再開されない限り、これが最後となろう。
私の寿命次第では、もう二度と会えないかもしれない。
この治療期間、本当に色々なことがあった。
なかなか放射線照射部の位置合わせがうまくいかなかったこと、私の息の止め方がへたくそで何度かやり直しの指示を受けたこと、機械トラブル、震災の影響等、このひと月半あまり、実に色々なことがあった。
そして、この治療室付きの看護師さん。
特にMさんとIさん、本当に私がシンドイ時にお気遣いをいただき、心よりお礼を申し上げたい。
ただ、このお二人においては、これからも診察室でお会いすることができる。

今後、またお世話になることもあるのかもれないが、とにかく一区切りがついたことから、皆様には丁重にお礼を申し上げて治療室を後にする。
この後は、TG医師の診察が待っている。

さて・・・・・・。
まずは、TG医師からも「お疲れ様でした・・・・・」の一言から。
そして、私の体調不良を心配される。
この頃には、TG医師もこの体調不良を癌の進行の影響というよりも、放射線治療の副作用と判断している様子。
「今日でひとまず、放射線が終わりますので、少しづつ良くなっていくと思います・・・・」とのこと。
昨日撮影したCT画像的には、あまり変化はないそう・・・・・。
これについては、「時間がかかるものでもあるため、しばらく様子を見ていきましょう」とのこと。
ちなみに前回の肺の部分については、放射線の治療部部については完全に消えたとのこと。

おぉ・・・・・・・。
さすがに、あれだけの治療の成果はあったみたい。
ただ・・・・・。
新たに、続々とできている腫瘍部分については、まだまだ課題も残る。
とりあえず、経過の観察が必要で、「2週間後に採血をして、今後のことを考えましょう」ということになる。
そして、治療の一区切りということなのか、KY病院とHW病院宛へのCT画像データとお手紙をいただく。
こちらから依頼したわけでもないのに、病院間の連携を積極的に考えているという、これがこの病院、いやTG医師のスタイルなのであろうか。
とにかく、私も、治療の一区切りを終えたことによる、お礼を申し上げこの日の治療と診察は終了。

ところが・・・・・・・・・。
この後、結構な異変が発生。
この後は、いつも通り職場に出勤。
しばらくは、何事もなく業務をこなしていたが、徐々にあの倦怠感が襲ってきた
何人かのお客様と、なんとか事もなく対応をさせてはいただいたが、遅めの昼食を無理やり胃袋に流し込んでいる時に、さすがに今日はもうダメだとギブアップ
限界だ・・・・・・。
お昼休み終了後に、上長にすぐに早退を申請
ちょっとこの倦怠感は、今までに最大級であろうか。
今までにも苦しい時はあったが、業務を中断せざるを得ないほどの症状は初めて
この後に、予約対応のお客様がいたが、大変申し訳ないが事情を説明し、後日、日程を再設定することに。
とにかく、もう無理だ・・・・・・・・・
今日は、大人しく家に帰ろう。
迷惑をおかけしてしまったお客様には、大変申し訳ない。
この分だと明日もどうかわからない。
今日で、放射線治療も終わったという、ある種の開放感から一気に吹き出してきた症状なのか。
今日の今日まで、気持ちも張りつめていて、なんとか症状を抑えていたということだったのだろうか・・・・・・。
よくわからない。
とにかく、帰って横になることが先決。
眠ることにしよう。
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新たなプロジェクト始動!?

2018年10月27日(土)のこと。
本日は、久しぶりにHW病院での診察。
ここでの温熱療法は、例のごとく相変わらずほぼ毎週通っているが、診察は2か月ぶり。
あのA医師が退職し、代わりの医師の診察を受けて以来のこと。
正直なところ、ロクな引継ぎもなされておらず、たまたまその日の外来担当にあてがわれただけという体たらく。

診察終了後に、看護師から「今後は固定の医師にしますか?」と、今更ながら信じられないことを確認され、やっと話が通ったという次第。
だが、その後の次の診察日である今日まで、なんと約2ヶ月というブランクを設けられた。
私の病状って理解されているのだろうか?
これなら無理に診察などしなくてもいいのでは?
とも思うのだが、温熱治療とのからみで、そうもいかないものらしい。

下手に診察となると、こちらだって期待もしてしまう。
形式的なもので、こんなやり方が当たり前というのなら、前任のA医師はここの標準からすると、かなり前向きで、ある種、異質な対応姿勢だったということになる。
今日の対応医師は、KS医師という。
今後もこのKS医師が固定で担当ということらしい。
もはや、期待などはない。

さて、対面。
対面してみて、まぁ、ここの病院の医師としては、珍しく話しやすくいい医師っぽいが、やはり、引継ぎなどは、ほとんどないものと見える。
この医師の立ち場としても、突然、私をあてがわれて、戸惑いもあるということであろうか。
最低限の確認のみで、次回TS病院のデータを持参いただければという話が出てくる。
少しは、しっかりと取り組みたいという姿勢の現れとみてもいいのであろうか・・・・・・・。

さて・・・・・・。
実は、少し話はそれるが、今回の投稿での本当の主題となることに話を進めたい。
それは、現在、治療中の放射線治療のほかに、もう一つの対抗手段を模索していたこと。
既に述べたように、この放射線治療については、私の癌対策としては、まったくもって抜本的な対策ではない
あくまで、枝葉の部分で、これは癌細胞をやっつけてもやっつけても、なんら根本を揺さぶることすらできず、ただただその枝葉の部分の病気の進行を遅延させるという前提のもの。

このことは私も家内も充分理解・承知の上で、あくまで延命するという前提で取り組んでいる。
それでも、その効果として既に何度も述べているように、あのKY病院にて標準治療の終焉を告げられ、またしても余命数か月という状況に陥って以来、現在で、もう11月を迎えようというところまで、なんとか無事に来ている。
その治療の延命効果は功を奏しているといえる状態かと。

ただ・・・・・・。
これだけで手をこまねいていても・・・・。
ということで、またしても家内が動いていた。
それは・・・・・・・。

このブログ内でも時々、名前のあがっていた丸山ワクチンという治療法。
この治療法のことを簡単にまとめると、1966年に日本医科大学皮膚科教授の丸山千里教授が、このワクチン(SSM)を悪性腫瘍に使用した場合、組織細胞の異常増殖を抑制する作用があり、副作用も全くなく、ある程度有効かつ安全な抗腫瘍物質だとする論文を発表されたとある。
しかし、その後の経緯としては、癌そのものへの薬効として、いまだに公式には認められてはいない。
でも、支持者達の署名嘆願運動等の声を、国としても無視することはできず、研究の継続として、現在のところ有償治験診療という扱いになっている。
この治療を望む患者あるいはその家族は、丸山ワクチンの治験を引き受けてくれる医師を探し出し、治験承諾書(丸山ワクチンによる治験を引き受けるという担当医師の承諾書)およびSSM治験登録書(現在までの治療経過をまとめた書類)を整備する必要がある。

けれど、実際に私の住んでいる地域では、この治療法についてKY病院のM医師のように、まったく認めていない立場のところもあり、公的に認められていないということからこの治療法に理解のある医師(病院)を探し出すということが、結構、至難のことと懸念はしていた。
なんとか、協力いただける医師(病院)を、自力で見つけ出す必要がある。
さらに私は、この治療もどうせ高額で一部の限られた人にしか利用できない治療法であると今まで思いこんでいたが、よくよく調べてみると、初期費用が20,000円ちょっとで、後の毎回の注射を打つ処置としては、自由診療でありながらも数千円で済むということがわかってきた。

今、実施している放射線治療も来週で終わってしまう。
取りあえず、今日までの延命という意味では、TS病院のTG医師やスタッフさん達の懸命な取り組みのおかげで、効果が実感されているものの、この後のことはわからない。
この放射線治療の最中でさえなお、どんどん増殖している私の恐るべき癌細胞に対して、この丸山ワクチンは私の場合、医療としての対抗手段としては、おそらく最後の手段であろうかと思われる
その効果については、公式・非公式含めて色々と議論もあるようだが、これも個人差もあり、やってみなければわからない。
私は、基本、死を恐れてもいないし、来る時が来るならば潔く受け入れようと思っているのは、今までずっと一貫した姿勢。
しかし、私のやっと50代の後半に入ったばかりという年齢として、家族としてはそうは割り切れないだろう。
やれることは、やるだけやってみるというのも、今の私としては生を受けた者としての、持つべき責任のあり方だと思ってもいる。

まず、具体的な手続きとしては、先に述べたように書類を準備しなければならないのだが、その医師(病院)を確保する必要がある。
ネットの情報によると、勤医協やらペインクリニックだと比較的受け入れてもらいやすいとの情報はある。
しかしそれも、病院毎によって認識も違うようだし、実際にはあたってみないとわからない。
そして、その書類が準備できたら、その初診と初回の処方を受けるためには、東京の日本医科大学付属病院まで直接足を運ばなければならない。
ちょっとこれは、今までとは違って、結構大掛かり。
我が家的にはちょっとしたプロジェクトという扱いでもある。

手始めに、ここのHW病院の担当医も変わったことだし、ダメもとで聞いてみようと思う。
本来なら、メインのかかりつけ病院KY病院に確認すべきところでもあるのだが、主治医のM医師の今までの態度姿勢・言動からここは無理。
そして、一番信頼のおけるTS病院に本当はお願いをしたいところではあるものの、この丸山ワクチンの投与としては標準的な投与で週3回ということらしい。
今の私の生活サイクルでは、仕事への出勤前にこの通院を済ませてしまいたい。
そういう意味では、現在、毎日放射線治療で通い詰めているが、これも後3回で終了。
今までにも何度か触れているが、正直、通院経路として結構シンドイ。
そう考えると、今、付き合いのある病院で限って言うと、必然的にこのHW病院となる。

でも、なんとなく、今までのこのHW病院の感じからすると、この手の話に積極的な協力をしてもらえるのか?というと、大いに疑問が残る。
実際には、今回の確認を皮切りに、あちこち病院をあたろうとは思うものの、まずは聞くだけ聞いてみようと、今回対面しているKS医師に話を持ちかけた。

ちょっと、前置きが長くなってしまったが、この丸山ワクチン治験への協力のお願いを聞いたKS医師も、一瞬にして、戸惑われた様子。

おそらく、まったく想定外の話だったのであろうか。
「お話はわかりました、ただ、この手の話になると私の一存では回答できませんので、一度、院内で協議をさせてもらえますか?」とのこと。
私としては、それは当然のことだろうと思うことでもあるため、すんなりとお願いをすることに。
それよりも、頭ごなしに拒否されるかとも思っていたところに、意外な反応で少し驚く。
却って「お時間的には問題ないですか?」との丁寧な対応され、逆にこちらも戸惑いを覚える。
とりあえず、まだTS病院の放射線治療も残っているし、この後の治療についても今のところは不明。
少し状況をみていく必要もあるため、とにかく検討のお願いだけはしておくことに。

これは、ちょっと意外な展開。
このHW病院のいいところも、確かにあることにはあるのだが、一部の医師の態度や物腰、各部署間の情報連携が著しく他医院に比べて劣ってもいる。
ただ、病院全体の治療・診療理念とはまた別の話かもしれない。
とりあえず、今の時点ではあまり大きな期待も出来ないが、この件の検討についてはお任せしてみることにした。
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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


どこまでできるかわかりませんが、がんと共に生きる、そして働くという記録を残していきたいと思います。

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