いよいよ職場に・・・・・

2015.12.11(金)のこと。
本日、実は職場のヒアリング。
なんのヒアリングかといえば、実は私は行政系の契約職員(この時点で勤続8年目)。
次年度の契約更新の意思確認・希望の確認を、私の今いる所属部署のトップである部長と面談を行うのだ。
年に一度の私の人事的イベントで、まずこの初回での意思確認、そして年が明けたら最終通達の面談があるという流れ。
ひととおり、職場の現況や思うこと、更新継続の希望があることを話す。

そして・・・・・。
どうしようかギリギリまで迷っていたが・・・・・・。
もう、この病気のことを話すタイミングではなかろうか・・・・・・・・・・。
このヒアリングに至るまでは、どうしようかはまるで考えていなかったのだけれど、話の流れ的には、この時点でやはり伝えておくべきではないか・・・との想いが高まってきた。
そして、とっさの判断で、今の現状を伝えることにした。

業務の話がひと段落ついたころ、「実は・・・・・」と、その話題を切り出す。
そして、まだ未確定ながら癌の可能性が極めて高いこと、現状の体の状態、現在までの病院での診察・検査の状況等を正直に伝えることにした。
みるみるうちに部長の表情も変わり、大変、驚かれる。
まさか今日、この場でそんな話を聞くとは思ってもいなかったという様子で、改めて姿勢も正される。
現時点で未確定とはいえ、客観的に冷静に今の流れから、結構、今後は厳しい展開が予想されること・・・・・。
ただし、それはそれで自己管理に努め、体が言うことを利くうち、気力が途切れないうちは、ギリギリまで今のまま仕事を続けさせて欲しい。
万が一、体が病に耐えきれず、業務に責任が持てなくなると判断した場合は、潔く身を引くという決心と覚悟を伝えた。

もちろん、このレベルの話になると部長の一存でどうなるものでもないことだろうと思われるため、さらに上位の方々によろしくお伝えいただくようにお願いした。
でも、この部長、なかなか人情的で、瞬時に私の状況と気持ちを理解してくれた模様。
もちろん、この場で安易に結論の出せる話ではないが、しかと受け止めましょうという姿勢で応えてくれた。
これは、大変、ありがたいこと。
私も、深々と頭を下げる。
丁重に謝辞を述べ、ヒアリングは無事終了。

ただ、部長も驚いたであろう。
多分、人事の管理上、こんなケースには、そうそう出会うものでもないと思う。
私も昨日の今日で、気持ちの整理中の身でもある。
でもこれは避けられぬことで、私の体に起きていることが、とうとう家族以外にも影響が広がり始めたということ。
これから直接病気以外の仕事やお金のことでも、何がどうなっていくかわからないという現実を迎えるということ。
これはある意味、病気のこと以上に大きな試練ともなりそうである。

いや、でも、そのことも含めて私の真価が問われてくるのであろう。
結構なこと・・・・・。
こうみえても私の人生は、今までにも世間様よりは荒波が多かったと自負している。
今さら、いちいちうろたえるほど弱くはない。
たとえ、命がかかっていようとも。
もしかすると、このひらき直り感が、癌や死への恐怖が一切ないことの源になっているのかもしれない。
様々な現実的な対処に関して、正直、多少の心の乱れはあるものの、根本的な私のメンタルは今のところは強靱である。
そして、状況を外部に発信したことで、よりその思いはさらに強化されたようでもある。

さらに本日、T病院より家内の携帯へ連絡が入る。
T病院からCクリニックへ連絡調整をしてくれるという件の結果だ。
16日(水)にPET検査の予約が取れたこと。
予約票やその他、検査の説明用資料が自宅に郵送されるとのこと。
などが伝えられた。
まずは、近日中に、それに関する資料が郵送されることになる。 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
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テーマ : 末期がんの闘病記
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

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