そして手術の日

2019/1/30(水)1回目のステント術・・

36.8度で平熱。昨夜はなかなか寝付くことができず、夜中に何度も目を覚ました。
今朝は若い看護師さんが昨夜から担当、血糖値144と大した食べていないのに高いほう。
パンと紅茶をお腹に入れる。
昼は208と高かった、インシュリン打たれる。
手術予定の14:00までは時間がある。
私も家内も暇を持て余し、病室でスマホをさわり時間をつぶす。
だが予定の14:00になっても声がかからない。

少し予定時刻を過ぎたところに、検査室から声がかかりましたとのことでようやく看護師さんがやってきた。その後は、徒歩で内視鏡室へ。
ここまで家内はついてきて、病室に戻る。当然のことながら心配そう。
いざ内視鏡を通しても、詰まりがひどくてできなかったという結果が正直怖いところ。
そうなると明日からの、未来を絶たれるのと同じこと。
ただ私はもうなるようになれと思うしかない・・。

間もなく処置室へ入ることに。
ここの担当看護師さんが私を中へ誘導し、これからのことを説明し始める。
しばらくするとM医師が術着を着て登場してきた。
この医師、施術もするんだと改めて驚く。


体温、血圧を測定し、腕にシールを貼られる。
M医師はいつも私が貼っている、イソブルデテープを貼っていないことに驚いた様子で「どうして貼っていなかったんですか?」と聞いてきた。
私は病棟の看護師さんから全部の薬をやめるようにとの指示があったのでと答えた。
これは、昨日のあの変な看護師さんの仕業である。

次に私はマウスピースを咥えて、処置台にうつぶせになる。
「それでは、始めます」ということで、睡眠導入剤のようなものを点滴内に入れられる。
私は、もともと寝つきというのが悪いため、こういうの効くのかな?とぼんやりと考える。
すると何を何グラム入れました、という声が何度か聞こえきた。
私はやっぱり効かないやと思うや否や、次に声をかけられた時には処置はすべて終わっていた。
なんと、本当に私はいつの間にか寝ていて、その間に全部終わったようだ。
正直処置中の違和感は、感じる時間さえなかった。

ただこの時の私は、頭も体もボーッとしている。
ストレッチャーに乗せられるのも、頭の上で看護師さん達のかけてくれる声にも、理解はできたものの数秒後には何を言われたかわからないほどだった。

部屋に戻ると家内が心配そうに待っていた。
会話はできるけれども、なんだか言葉があまりよく回っていないようだ。
体は虚脱状態で、横になっているのがやっと。
処置がどのくらいの時間だったかを家内に聞くと、15分くらいだったらしい。
前日の説明からは標準時間で手術を終えたようだ。
手こずる場合は一時間くらいになるとも聞いていたが、うまくいったんだろうか?と考えているうちに、また私は眠いとかいう感覚がないうちに、小一時間ほど眠ってしまった。

再び目を開けると家内はまだそばにいた。私はいびきをかいて眠っていたとのことだった。

しばらくしていると、M医師がやってきた。今日の処置としては順調だったとの報告
ただ、明朝の採血とレントゲンの結果で今後の判断をしましょうとのことを話すと、病室を出ていった。

この頃になると、私の頭は正常に戻ってきたが、体はまだ、ふらつきそうな気分だった。
今日の私の絶食はまだ続く・・・。
担当の看護師さんに確認すると、口にできるのは水とお茶のみ。
¨コーヒーはだめですか?¨と聞くと、胸に手を当てられ、水とお茶です、とやさしく告げられる。
若い看護師さんなのにこの時ばかりは母親のように私には見えた。

そのうち、家内もひと安心したのか家に戻ることに。
その後は、水以外口に入れられない状況で、寂しい夜を過ごした。
ここ最近、体重が減ってきているが、これでまた一層、体重が減るだろうと思った。
暫くして少し起き上がると、腹部に何かしら不快感を覚えた。それでも余り気にせず、寝たら治るだろうという感じだった。
それにしても、気持ちだけは何か食べたい!!

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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

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