病魔の猛威現る!!

2016.1.3(日)のこと。
さて、2016年のスタート。
今年はどんな一年になるのやら・・・・・・。
多分、全てが未体験の連続で、激動の年になろう。
そして、もしかしたら、我が生涯最後の一年となるかもしれない・・・・・。
と、そんなことを思いながら、無事初詣では済ませた。

が、しかし・・・・・・。
そんな、お正月まだ三が日の中、さっそくというか、いきなりというか、とうとう病魔が牙をむいてきた。
とりあえず、年末年始はなんとかつつましく、例年よりはかなり加減をしながらも食べるものは食べ、飲むものは飲み、無事に過ごしたつもりであった。
でも、年が明けたこの3日目の本日、お昼を食べた後に下腹部周りの腹痛が始まる。
痛みは15:00頃より、かなり激しく大きくなり、横になろうが何をしようが痛みは解消されない。
のたうち回るほどの激痛と化する。

しばらくすると、嘔吐も始まった。
最初のうちは食べていたものが出ていたが、徐々に臓器の分泌液のようなものに変わってくる。
このあたりまでは、若い頃の二日酔い体験で手慣れたもの。
しばらく我慢していれば収まるかとも思っていたがどうにも収まらず、ほとんど悶絶状態。
水を飲んでも、まったく受け付けない。
それでも、吐けば少しでも楽になったような気がして、自ら口に指を入れての嘔吐状態が20~30分おきに延々と3時間ほど続く。
正月、三が日で緊急対応の病院も近くになく、夜半19:00過ぎ、いよいよ我慢ができなくなり、家内の運転で札幌医師会夜間急病センターへ行くことにした。

この頃には、もう痛みもかなりのもので、意識はなんとか保てているものの、まともに歩くのもままならぬ状況。
院内は、正月のまだ3日というのに、結構な人がいる。
正月早々、かわいそうに小さな子供もいて大変そうな人達もいたが、見た目上なんともなさそうで、一応心配だから来たという人まで、その状況は様々。
しかし、その人混みの中を、まるで今にも死にそうにフラフラ歩く私の姿は、かなり異様だったようだ。
苦痛に顔をゆがめて、まともに歩けていないのだ。
私自身、この年の前の夏の夜半に腹痛を起こし、救急車であのKY病院へ運ばれたことがあったが、あの時とは痛みの場所も質も違うことだけはわかる。
この痛みは生涯で経験したことのない痛み。
かなりの苦痛だ。
一瞬、「死ぬ時って、こうなんだろうか?」と思うほど。
皆さん、席を空けてくれたり足を引っ込めてくれたり、どう見てもこの姿は尋常ではないと、結構、驚かせているものと思われる。
椅子に、座ってもいられないほどで、家内の膝を借りてうずくまることしばし。

しばらくすると、処置室のようなベッドに案内される。
横になると少し楽になったような気がする。
看護師が状態の確認にやってきて、一応の経緯の説明と、私の持っている病気の説明、お薬手帳を差し出す。
そして、1時間ほど放置状態。
七転八倒の痛みは少し和らいできたが、喉が渇いてきた。
ペットボトルのキャップに水を少しだけ浸して、舐めるように補給。
この時点でも、まだまともに水分も取れない状態が続いている。
じきに周囲の様子を観察できる余裕も出てきた。

すると、年配の医師がやっと到着。
まずは、お腹への触診。
その医師は触診だけで、大きい病気にかかっていることがわかったようで、「何か、病気を診てもらっていますか?」と。
細かく、病状を説明しようとすると「いや、もうわかります・・・」とのこと。
さらに、家内が痛みの原因を説明すると、「これだけの状態だと、どこがどう痛くなってもおかしくないですよ」と告げられる。
「どうしましょうか~」とのことのため、とにかくこの週末に予定しているT病院の担当医に会うまでの間の痛み止めを希望。
「ごめんなさいねぇ、これしかできなくて・・・・」と、医師の言葉。
ボルタレンサボ50mgという座薬を打ち、しばらく様子を見ることに。
30分ごとに、状態を確認され、痛みが我慢できる程度に収まってきたため、1時間後に帰宅することになる。

会計の待合では、まだフラフラする状態。
座薬は追加で、2錠処方される。
さすがに、何も食べる気分にはならず、取りあえず水分は摂れそうなになってきたため、ペットボトルの水をガブ飲み。
眠れるか心配であったが、なんとか無事に眠れそうでもある。
明日は初出勤であるが、この状況では無理だ。
休ませてもらおう。
年明け3日目から、悪夢のような一日だった。
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テーマ : 末期がんの闘病記
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

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