もともとの私の持病(1)

開始したばかりで何ですが、本題のがん闘病記を進める前に、ここでちょっと寄り道。
前の投稿で、いつものM記念病院に通院していたと記載してますが、そこについて、少し触れておきたいと思います。

それは今の胆のうがん以前の、私のもともとの持病についてのこと。
ちょっとした寄り道になりますが、このがんとの闘病の前提として、私の元々の体調(病歴)をお知らせしておこうと思います。

時は2005年の頃。
当時の私、43歳の時にも大きな闘病を経験しています。

それは心臓と眼。
まず、今回はその心臓のことについて、簡単に紹介しておきましょう。

当時、唐突に胸に痛みを感じ、一瞬、苦しくて動けなくなるということがありました。
だいたい朝方に多く発生し、ものの5分~10分程度で回復してしまうという症状です。

ところがある日、その痛みがいつもよりさらに激しく、30~40分もの間、もがき苦しみながらも、脱力状態が続くというこことが発生。
その後すぐに眼にも異常をきたし、当時、時々通っていた職場のかかりつけの町医者ではなく、専門の病院へ行くことに。

そこで下された診断は、狭心症という病名を告げられる。
しかも、そのいつもより長めの痛みが発生していた時は、陳旧性心筋梗塞が起きていたとのことらしい。

おまけに、心臓の表面の一部はすでに壊死しているとも。
当時の私は、あの痛みが一過性だったことから、わりとノンビリとしていただけに、改めて命にかかわる大きな病態と知り愕然とする。

すぐに、大きい病院を紹介され、まずは大腿部の付け根からカテーテルを挿入。
なんと、動脈を通して心臓の冠動脈まで到達させ、カメラにて内部の様子を探るという検査方法。

当然のように冠動脈に狭窄部(血管の目詰まり)が4か所(狭窄率:90%・99%・50%・75%)みつかり、すぐにPTCA(経皮的冠動脈形成術)という手術治療に切り替える。
狭心症や心筋梗塞とは、動脈硬化からくるもので、血管の内部表面が弱くなり、その表面の一部がはがれて血管内で目詰まりが起きることによるのだそう。

私の場合は、たまたま心臓であったが、これが脳に行くと脳梗塞になるということらしい。
生まれて初めての大病の宣告で、一瞬にして私の全身は硬直する。

      <冠動脈とステント形成術>


その90%・99%の狭窄部は、たいへん危険な状態であるということから、循環器主治医の緊急判断により、そのPTCAを施術することになる。     
施術自体は何も苦痛もなく、実に順調に終了。

術後の状態もよかった。
ちなみに施術前と施術後の、私の冠動脈の実物の画像が手元に残っていたため以下に掲載します。

  <私の冠動脈画像(実物):施術前> <私の冠動脈画像(実物):施術後>
赤い丸の部分が90%と99%の冠動脈狭窄部。
私の心臓冠動脈の実際の画像です。
こちらはステントを入れた後の実画像。
細くちぎれそうだった冠動脈がしっかりと膨らんでいます。

この施術自体は、されている側としては痛みもほとんどなく、何だかわからないうちに終わり、医師たちの「無事に終了しました」の声を聞くまでは、おそらくそれほどの時間は要していなかったと思われる。
むしろしんどかったのが、この後の、太ももにカテーテルを挿し込んだ穴の場所をふさぐために、砂袋を押し当てられて、病室で3時間身動きが取れないまま拘束されたことの方が辛かったということが思い出される。


その後は、ほぼ一年ごとに定期検査を受けて経過観察。
「これで、一安心・・・・・」かと思いきや、そのほぼ3年後の2008年の6月に再び狭窄部が見つかる。
検査は同じで、今度は、なんと狭窄部3か所にステントを入れることになる。
おそらく前回の時に様子を見ようということにしていた、50%・75%の部分に、さらにもう一か所ということであろうか。

まぁ、この時も同様の処置を行い、とりあえず無事にピンチは切り抜けている。
これで、私の心臓冠動脈には合計5個のステントが入っていることとなる。

ちなみに上図に、私の冠動脈のどこにステントを設置したのかを、循環器の主治医に確認し着色してみた。

水色部分が2005年5月9日に2か所実施。
赤色部分が2008年6月11日に3か所実施。

それ以降は、数年に1回程度の検査と、2種類の内服薬(バイアスピリン・クロピトグレル)・シール状の貼り薬(硝酸イソソルビドテープ)を使用しながら、今日までまったく異常もなく無事に経過を観察中。
しかし、胆のうがんが発覚以降は、がん対策に集中し、現在のところ、こちらの定期検査は行けていない。 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
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テーマ : 末期がんの闘病記
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

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