癌に対抗できているのか?

2016年2月~3月の頃。
この頃、治療の流れが安定してきたことは既にお伝えした通り。
抗がん剤については、週1回の治療を2週間続けて、1週休むというパターンを継続。
温熱療法については、40分の加温を毎週土曜日という治療を続けている。

温熱療法に関しては、その日の体調によっては、まったく何も熱さを感じない日もあれば、開始早々、すぐに熱さを感じる時もある。
その日の体調にも影響され、パットの当て方等によっても微妙に差が出てしまうのだそう。
その状況はまちまち。

確か、温熱治療を開始して2回目くらいの時であったろうか。
無事に終了したと思いつつ着替えをしている最中に、足元がフラつき、へたり込んで立てなくなることがあった。
後にも先にも、この時だけのことで、この時は技師の女性スタッフも、結構、慌てる。
すぐに車いすに乗せられ、外来の処置室で横になる。
一緒にいた家内もびっくり。
私自身、そんなに大きなダメージという気はしていないのだが、なにせ体がへたってしまった。

すぐに外来の医師もやって来て、「点滴をしますか、入院しますか・・・」と問いかけてくるが、私自身の実感としては、なぜか、少し横になってさえいれば直に回復するという確信があったため、全てお断りし、水分を補給しながらしばし休息。
ものの10分程で完全回復し、無事に帰宅。
その後は、まったく正常に過ごすということがあった。
このことにより、熱すぎると我慢は禁物という教訓を得たが、これ以降は、普通にしていても、このようなことはなく今日までに至っている。

一方の、抗がん剤治療は相変わらず。
心配された副作用の実感がない。
まず、投与後の吐き気や食欲不振がない。
確かに、投与直後の当日は、食事はあまりおいしくはないし、積極的にワサワサ食べるというわけではない。
ただ、これは、抗がん剤に限らず、この病気の兆候が見えてきた頃からのことなので、特別、副作用によるものではないと思う。
そして、それでも一応は、普通に一食分の食事を難なく完食できている。

また、口内炎も通院の度に、毎度チェックされるが、まったく問題なし。
手足のしびれやむくみなどもまったくない。
頭髪に関しては、若干、薄くなったような気もするが、これは後に、ただの加齢によるものと判明。
下痢・便秘についても、当初は便が堅くなるという症状も見られたが、マグミットという薬を服用。
これも、徐々に量を減らし、その後はまったく必要なくなる。

あえていうなら、抗がん剤投与のその夜は、多少寝つきが悪くなるということくらいかな。
これは、後でわかったことであるが、薬の成分としてステロイドが少しだけ入っているのだそう。
また例の翌々日の発熱や頭痛といったこともまったくなくなり、さすがに当日だけは動けないが、その翌日以降からは普通に活動できている。
基本的には、体が抗がん剤に対して、馴染んできたというべきであろうか。

もともと、私の使用する抗がん剤の副作用はそれほど強くはないと、最初にM医師からは説明されている。
5段階表示でいえば2とか3くらいの位置付けで、他の部位で使用される抗がん剤よりは軽いとのことらしい。
ただ、それでも、これも後にわかったことだが、シスプラチンという薬は、なかなか結構、キツイものらしい。
これは、本当に他の癌患者の皆さまには、大変申し訳なく思えてしまう。
私の体質にも感謝でもある。

ただ、体内的には、貧血、白血球の減少といった症状が見られるのと腎機能が少し悪くなるということは起きている。
今のところは治療継続できないほどではないということで、まず経過を診ながらということで治療を進めている。
肝機能についてはすごく落ち着いて正常の範囲内。
しかし、この腎機能については、少し注意が必要とのことで、日常的に水分をとにかく多く補給することで対処している。

だが、癌に対して効果が出ているのか?
・・・・・・・・。
これについては、今のところは何とも言えない。
まだ、始めたばかりで、効果を期待する時期でもないのかもしれない。
気分的には、勤務中に肩を落とすような疲労感がなくなったような気がするし、通勤時のけだるさも幾分軽減されたような気もする。
でも、これも気がするというだけで、明確な実感はない。

しかし・・・・・・。
この3月中旬に行われたCT検査にて、その結果では、M医師から「少し、腫瘍が小さくなってますね・・・・」という言葉が発せられた。
ただ、これでいい方向に向かっているという断言はまだできないようで、一時的なものかもしれないという懸念を持っているというのは、このM医師の雰囲気からは察することができる。
まぁ、この結果には、私も悪い気はしないが、敵はあの癌である。
これだけで、手放しでまだまだ喜ぶには至らない。
後で、ガックリくる方が怖い。
私もメンタル面では強いとは言いつつも、決して鉄の心を持ち合わせているわけでもない。
ここはまだ、慎重に経緯を見ていくという風に捉えることにしよう。
にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
にほんブログ村

テーマ : 末期がんの闘病記
ジャンル : 心と身体

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR