2度目の余命宣告!!すべては振り出しに!!

2017年10月6日(金)のこと。
この日もいつもの定期健診。
先日の腹痛での緊急通院については、確認のみで詳細にはまったく触れられず。
相変わらず肺炎の経過は良好で、例のプレドニンはさらにさらに減薬。
1日1回、1錠の服用となる。
肝臓の数値も悪くなく、腎機能も横ばいで、まぁまぁとのこと。

しかし・・・・・・・。
この日、いつもと違う展開が・・・・・・。

それは腫瘍マーカー。
いつものM医師、表情をまったく変えずに「腫瘍マーカーが上昇の兆しがみられます・・・・」とのことから。
そして、「おそらく、今後はこのまま上昇は続き、悪くなっていくものと思われます」とのこと。
「えっ!!」と私は一瞬にして固まる

ここまで肺炎の経過は良好で、私も自覚症状が何もないため、癌については気にはなっていたものの、すっかり安心しきっていた。
それが、この日突然の、この通告・・・・・・・。
まるで、改めて癌の告知をされたような感じでもある。

「今後、厳しい展開が予想され、この後、残す手段は内服の抗がん剤しか手はありません」と続く。
今までの点滴の抗がん剤については、この6月に腎臓への負担で、2種類使用していた抗がん剤を1種類に減らしている。
そして、この間質性肺炎により、その6月末頃を最後に、抗がん剤の投与は全くしていない状態が続いてもいるのだ。
それは、いったん肺炎を起こしてしまうと、その元凶となる抗がん剤はもう使えないということで、その後も今日に至るまでは、かれこれ3か月近く、ずっと抗がん剤の投与はしていないのである。
M医師からもまずは、間質性肺炎を抑えてからと言われてもいた。

さらに、M医師からは「今までの抗がん剤(点滴)は効いていたけれども、この内服の場合は、どれだけの効果があるのかわかりません。また、副作用として吐き気や食欲不振、そして確率は低いけれど、また間質性肺炎を引き起こす可能性もあります。今度、間質性肺炎になると、2度目は致命的になるでしょう」とのこと。

実に淡々と事務的に会話を続ける。
半分、脅されてもいるような感じでもあるため、私はまだ固まったまま。
「このまま何もしないで経過を見るという選択もあります」と話は続き、「どうしますか?」とのこと。
このまま経過を見るという選択だとどうなるかを問うと、「一般的には、3か月から半年・・・・・」と余命のことをやんわりと。
私が驚いた表情を見せると、「もともとの状態が状態だったので、ここにきて振り出しに戻ったということになります」ということで、今後の内服を使用するかどうかの検討をして欲しいということで話は終わる。

正直なところ、その言葉を聞き、まだ私の体は全身硬直はしたものの、内心「ハハハ・・・・・」と笑ってしまう
ここにきて、また余命宣告か・・・・・・・と。
生涯のうちに、2度も余命宣告をされるって、そうそうないことでもあろう。

それにしても、このM医師、心というものはないのだろうか・・・・・・・・。
確かに、事実関係だけなら、誠におっしゃる通りだろう。
しかし、私も、ここまで抗がん剤治療や温熱療法、自宅での民間療法でがんばってもきている。
これだけデリケートな状況において、このM医師の口上には、「一番、最初の時に言ったでしょ!」というスタンスだけが垣間見られ、「たいへん、お気の毒ですが・・・・」という姿勢がないのである。
もう少し話の展開の仕方もあるのではなかろうかと、私もカウンセラーとしての有資格者でもあるし、人と向き合う仕事に日々勤めている身でもある。

私が、今までのここの治療方針とこの現状に対して、糾弾でもすると恐れたのであろうか?
私としては、ここのスタッフ全員含めて、ここまで命を引っ張ってもらったことへの感謝こそあれ、疑念や不満などありようもない。
自分だったら、もう少し話の伝え方に気を配るかな・・・・とは思うところ。

だが、ここでM医師のことをどうこうと考えていてもしようがない。
実際のところの私の決断としては、その内服薬を使用していく選択の一択の即断ではあったものの、一応、この場では「検討させてください、家族と相談します」と答えておいた。

どうやら・・・・。
私も、ここしばらくは能天気な状態が続いていたけれども、ここにきて急にまたシビアな展開を迎えてしまったようである。
まぁ、末期癌患者としては、当然のことでもあろうし、改めて現実を突きつけられたということ。
確かに私の病気は癌なのである。
それも末期の。
ここからが本当の闘いが始まるのかもしれないと思い直す。

ただ・・・・・・。
家内になんて伝えようかな・・・・・・・・。
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テーマ : 末期がんの闘病記
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

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