いよいよ病魔の正体解明への第一歩!!

2015年12月8日(火)のこと。
いよいよT病院の初診の日がやってきた。
この一週間あまり、なんとか仕事へは行っているものの、体調不良の状態は変わらない。
この日は半日、仕事を休ませてもらっての通院。
家内も同伴である。
実は、このT病院、初めてではない。
先のもともとの私の持病(2)でお伝えしている網膜症の、右目の手術をした病院なのだ。
あの時以来、かれこれ10年ぶりくらいで足を踏み入れることになる。

さて・・・・・・。
予約11:00とはいいつつも、結構、待たされる。
数ある診察室の中の一室の前で「お待ちください」と告げられて、家内と二人でその診察室の前で待っている。
その部屋の壁には、担当医のKMという名の名札が掛かっていた。
しばらくすると呼ばれて、私と家内は診察室の中へ。
なんとなく私はもう、嫌な流れになるのではと、ある程度の覚悟はできている。
家内にはあまりネガテイブな態度は見せないようにしていたが、『現実は現実!!』というのが私の基本的な考え。
でも、さすがに少し逃げたい気持ちにも襲われる。
しかし、逃げてどうにかなるものでもない。
意を決して診察室の中に入る。

担当のKM医師は、年齢は私と同じくらいで、医師独特の威圧感がなく温和そうな人柄の人。
まず、M記念病院からのエコー画像やら、申し送りの手紙を見ていたようで、まずはあたりさわりのない対応から。
M記念病院で「どういう説明を受けましたか?」という質問から。
私は、言われていたことを要約しながら、いずれも今の段階ではまだ断定ではなく、悪い可能性があるため精密検査を受けるように勧められたということを伝える。
このKM先生、多少の緊張感を保ちながらも、このエコー画像に対して、今のところ、直接私見を述べるわけでもなく「まずはCT検査と、MRI検査、胃カメラを飲んでエコー検査をやってみましょう。場合によっては内部の粘膜を切り取るといったこともあるかもしれません」と、着々と段取りを組み上げる。

でも、その話の流れで、「CT検査なら今日やりましょうか?時間ありますか?」との流れになり、検査室の空き状況の確認の指示が看護師?クラーク?に出される。
しかし、看護師さんが私の血糖値を下げる薬、メトグルコの服用に気が付き、「本日の検査は無理では・・・」とのことに。
そう・・・・・・・。
CT検査では通常造影剤を使う。
いつもの循環器の定期検査の時もそうなのだが、その造影剤を使う時には、その前後2~3日の間はこのメトグルコという薬の服用を止めなければならない。
従って、今日の今日では無理となり、改めて検査日時の設定がなされる。
KM先生としては、とにかく早く検査をしたいらしく、まずはCT検査を2日後の10日木曜日に実施することに設定。
さらに、MRIと胃カメラを飲んでのエコー検査は16日水曜日に実施することになった。
まぁ、「まずは詳しく検査をやってみましょう!!」とのこと。
そして、中央処置室にて別の看護師さんから、血液検査と今後のそれぞれの検査の予約票を手渡され説明と注意を受ける。
MRIはともかくとして、胃カメラを飲む検査については、近年、胃カメラも楽になったとはいえ、やはり、それなりの心構えが必要のようだ。
私は胃カメラはやったことがない。
不安がないこともない。
ただ、ジタバタしても始まらない・・・。

この日、診察はこれで終わり。
このまま家内とは別れて、私も家内もそれぞれの職場へ出勤。
本当は家内とゆっくり昼食でもと思っていたが、申請していた時間休ギリギリまで時間がかかってしまったため、食べている時間はなさそう。
急ぎ、職場へ到着。
結局、お昼ご飯は抜きのまま、仕事に突入。
何とか、残りの数時間、仕事をやり遂げたものの、帰宅時は空腹で空腹で、家までもたない。
思わず途中で”立ち食いそば”を食べてから帰ることにした。
食欲のない日が続いているとはいえ、さすがに一食抜くとなると、食欲は出てくるようだ。
なんだか、空腹感を実感するのも、久しぶりの感じ。
「これが正常の感覚なんだ・・・」と、少しこの状態を味わえたことに一時の安心感を覚える。
とりあえず、T病院の初日はこれで終了。 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
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テーマ : 末期がんの闘病記
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

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