いよいよ、牙を剥きだしてきたか・・・・・・・

2018年4月20日(金)のこと。
謎の肝機能不調による入院。
そして、その退院から、ちょうど2週間後に今回の定期健診が設定された。
腎機能、白血球、貧血、血糖値といった基本的な検査数値は、やはり健康な状態と言える限界値は超えているものの、もともと抗がん剤を服用しているという前提があるため、それほど深刻に考える状態ではないと、M医師は言う。
で、肝心の肝機能については・・・・・・。
今もまだ完全ではないけれども、ほぼ順調な状態に戻っているとのこと。
日常生活で、特に食べ物とかでも気を付けるような事もない様子。

しかし、だいぶ収まってきたが、私の体はどこということでもなく、全体的に思い出したように、時々かゆくなるという症状はまだ続いている。
それでも、随分と、良くなってきているのだが。

ただ・・・・・・・・。
そんなことはいいとして、M医師から驚くべき言葉が発せられる。
それは、腫瘍マーカーが少し上昇しだしてきているとのこと。
えっ!!
思わず私も「それは、今回の入院でしばらくの間、抗がん剤の服用を中止していた影響があるのでしょうか?」と聞くと、「いや、その前からです」と・・・・・・。

何だってぇ・・・・・・・。
そこはねぇ・・・・・。
一番大事なところではないの・・・・・・・。
その頃から上昇傾向が見られていたのに、今の今まで黙っていたの?
その時点での診察では何も言わなかったじゃん・・・・・という疑念が生まれる。
その疑念を打ち消すようにM医師は、「今はその傾向が見えているだけで、まだ、なんとも言えないので、もう少し抗がん剤を続けて効果を見ましょう」とのこと。
そう言われると、私にはなにも反論できずに、ただただ頷くだけなのだけれども、なんとも言えないモヤモヤ感が残ったの事実。

私も物事が見えない人間ではないという自負心もあることから、客観的に医師側の立ち場で考えると、確かに悪い数値が出ても、一過性の症状かもしれないので、どのタイミングで本人に言うのかという課題は生じるのかもしれない。
それは、よくわかる。

ただ、前々から時々このブログ内でも触れているが、このM医師の姿勢と態度、物事の伝え方というのには、ずっとひっかかるものがあるのも事実。
私は事実を覆して欲しいなどとは、これっぽちも期待しておらず、むしろ起きていること全て、それがどんなに悪い状態でも正直に伝えてくれる方がありがたいと思っているし、この想いはM医師にも伝わっているとは思う。
しかし、私も、自分の仕事としては弱い立場の人たちとの対人コミュニケーションが仕事の要でもあり、その課題解決の正解はその人の心の中にあるという認識で日夜奮闘している立場からすると、いくらお偉い先生でも人と向き合う以上、こんな程度の対人スキルでいいのか・・・・・とは思うところでもある。

まぁ・・・・。
日常生活上は少しばかり食欲も戻ってきているし、何か不自由なことや不安なこと等は、いまのところはおきていない。
ただ、この病気になったばかりの頃は、食欲が減り、通勤も苦しくなるほど体がだるく、体重も落ちていった。
また、あの状態が、そう遠くはない先に起こりえるのかと思うと、ゾッとしないでもない。
今度は、もう次の手はないのだ。
ある程度は、覚悟を決める時期が来るということでもあろうか・・・・・・。

でも、まだ今のところは、それ以上でも以下でもないため、必要以上に気にとめるのは辞めるとしよう。
家内の心理的負担にも影響するし、まだまだ私の本質的な楽天的思考が現状の状態より勝っている。
とりあえず、モヤッともするが、今はM医師の言う通り、様子を見ていくしかない。
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テーマ : 末期がんの闘病記
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

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