あっけない診察・・・・・・・・

2018年5月18日(金)のこと。
※このブログの運営・企画・執筆を始めたのはこの頃のこと。

さて、前回の診察からは4週間後。
もう、例の体のかゆみもなく、あの4月の入院については本当のことだったのかと思えるほど、今ではまったくなんの後遺症らしきものもなく、平穏な日常を過ごしている。
だし、食欲は少し回復したとはいえ、全盛期の頃に比べるとかなり落ちており、それが体重に影響し、少しずつだが痩せてきている。
もともとは、末期がん患者といいつつも、闘病安定期の頃は身長176cm程度で体重は82~83kgを前後していた。
だから、かなりプックプクのメタボ体形で、おそらく見た目だけでは誰も、私が末期の癌患者とは見えてはいなかったであろう。
私自身もあの頃は、自分でもそのギャップに、少し麻痺していたのかもしれない。

しかし、昨年10月の腫瘍マーカー上昇の宣告以来、体調は激変。
抗がん剤を内服のエスワンタイホウティーエスワンのジェネリック薬)に変えたことで、一時的には腫瘍マーカーの上昇は落ち着いたものの、その代わり、肌(おもに顔面)が黒ずみ、シミが増え、爪が真っ白になったり黒くなったり、手はカサカサで老人のような手になり、食欲はなくなり、この年の初めには味覚障害も発生してきた。
体重もあのメタボの体がみるみる痩せてきており、この時点で5kg近くは痩せてしまった。
私には点滴の抗がん剤よりも、この内服の抗がん剤のほうが、副作用は体に響いたみたい。

そして、この4月の肝機能障害のダメ押し。
幸いにも直接、癌の悪さではない(私的には関係ないわけがなかろうと思っている)とはいうものの、そのことにより体力を奪われ食欲はさらに減退、体重にも影響してきたというところ。
今、その退院後ひと月余りを経過し、幾分の回復はみられるものの、やはり昨年の10月以前の私と比べると、さすがに参ってきているのはよくわかる。
さらに、前回の診察では、腫瘍マーカーがこの2月くらいから、またしても上昇しだしているというお告げを受ける。
一体、私はどうなるのだ・・・・・・・・。
いよいよもって、私の闘病もハードモード、シリアスモードに突入していくのか・・・・・・・。

などと、前回の診察から、こんなことを時々考えてはいたところである。
ただ、幸いなことに、まだ目立った体のだるさや痛みなどは出てきていない。

まぁ、そんなこんなで、この日の診察日を迎えた。
ところが・・・・・・・・。
採血を終わり、いつものように診察室へ入り、M医師と対面。
すると、診察は前回の緊迫モードとは一転し、実になにごともなかったかのような普通の対応。
血糖値は少し高めだけれども、他はすべて正常値とのこと。
そして、肝心のマーカーのことは、な~んにも触れずじまい。
その血糖値については、「今の状態で食べることを考えると、それほど気にしなくてもいい・・・・」だってさ。

いやいや、私も家内も、そこではなくて、癌の状態を一番気にしているんだってぇ・・・・・・・。
なんなんだろうねぇ・・・・・・・。

言われなければ、こちらから聞けばいいのだろうけれども、どうにもこのM医師には話しかけずらいものがある。
さすがに、この頃はこのM医師の雰囲気をあちこちの人に話す機会も増え、このM医師のことをこう伝えている。
わかる人にはわかるかな?
例えるなら、TBS系列でドラマ化された『コウノドリ』に出てくる、四宮先生(役:星野源)にとてもよく似ているのだ。
M医師は、もう少し年齢は上だと思われるが、本当に表情も話し方も、あのとりつくしまのない雰囲気がよく似ている。
見たことがある人なら、すぐに合点がいくようで、「あぁ、あれならしょうがないね・・・・」と返ってくる。
まぁ、ドラマの世界でデフォルメされているとはいえ、現実の世界にこんなによくできたモデルが、しかも自分の主治医がそうだとは夢にも思わなかった。

この日は、私もあまりの拍子抜けさに、そのまま「はいはい・・・・」と、かなりの消化不良の状態でオズオズと帰ってきてしまった。
家内にLINEで連絡すると、家内としてはとにかく何も悪いことを言われなかっただけよかったと解釈しているみたい。
患者ももう少し強くならなければならないのだろうか・・・・・・。
次回の診察時はどうなるかわからないが、色々なケースを想定して、こちらも対策を考えておこうと思う。
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テーマ : 末期がんの闘病記
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

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