いよいよ放射線治療の開始!!

2018年8月20日(月)のこと。
さて、いよいよ今日から放射線治療の開始!!
前回、このTS病院へ来てから、およそ2週間近く経過。
なんだか知らない間に、お盆も通りすぎてしまったという感じ。
そんなに日常ではこの日を意識していたつもりもなかったのだが、やはり心のどこかには、ちょっとした大きなイベントのスケジュールとして刻み付けられていたみたい。

この日はやはり午前中のみ仕事をして、午後からは有休扱い。
今日は忙しい。
まず、ここTS病院で生涯初の放射線治療を行い、その次はいったん職場方面へ引き返し、さらに職場を越えた先の駅まで乗り継ぎ、ここの病院の関連クリニックであるCクリニックに向かう。
そこでMRI検査を実施。
このMRI検査のために、この日は朝食及び昼食は食べていない。
放射線治療の開始時間が13:45で、CクリニックでのMRI検査の開始が15:50と偉く遅い。
この間、私は空腹に耐えねばならない。
いかに、ここ最近、食欲がないとはいえ、2食分の食事を抜くのは辛い。
でも、まぁ、耐えるしかない。

さぁ、放射線治療の前にTG医師と軽い診察。
私の体調確認と、正式な治療設計が完了したとのこと。
問題がないようなので、「ではさっそく・・・・・」と、私は放射線治療室に向かう。

部屋に到着すると病衣に着替え、時計などの貴金属はすべて外す。
その日の体調を記入したチェックシートを渡しながら、一応、治療室付きの看護師さんに体調確認が口頭で行われる。
ほとんど待つ間もなく、治療室内に誘導される。
すると、一週間に一回のタイミングで私の皮膚の様子を確認ということで写真を撮られることに。

そして、前回、私の型を取ったシートの上に横たわり、空気を入れて体を固定。
なにやら、技師さん達が装置の設定を行う。
私は私で、初めての放射線治療ということで若干の緊張。
放射線の照射中は、特に痛みも何も感じないということであったが、果たしてどうなのか・・・・・・。
しばらくすると、お腹の上に何やらボックス上の機械を載せられる。
「これは、呼吸の状態を見るものです・・・・・」とのこと。

しばらくすると、台が動いてセットが完了。
すると、大きな機械が3つ付いた装置が目の前をグルグル回転する。
まぁ、ここまでなら、循環器のCT装置なんかも似たような動きをしていたっけ・・・・・・。
そして、いよいよ照射の開始。

ここで私は、この治療を受ける上での試練があることを実感する。
それは、照射中何度かスタッフから「息を止めてくださ~い」という声がかかるが、これが思ったよりシンドイ。
それは、CTやMRIの時は、「息を吸って~、吐いて~、吸って~」のところで息を止めてという指示がかかるのだが、この治療では、突然、なんの前触れもなく「息を止めてください~」と声がかかる。
タイミングとしては、ちょうど息を吐ききったタイミング。

これ・・・・・。
文字面でみるとなんてことはないように思えるかもしれないけれど、実際に試されて見ると、結構、たいへんなことがおわかりいただけるであろうか。
これを全く予告なく突然声がかかり3回連続、これを3~4セット。
息を止めている時間はおよそ30秒くらい。
この予告無くというのがキモで、「次に来るな・・・・」というのがわかっていれば、事前に少し多めに空気を取り込んでおこうという気にもなるが、まったく突然なので対処のしようがない。
後に、何となく少しタイミングを予想できるようにはなったが(声をかける直前の機械を触る時の癖のようなもの)、これも人によって違うものだからたまらない。
せめて、「次、いきま~す」くらいの合図は欲しいかな。

それでも、なんとかクリア。
照射時間はおよそ10分位?
設定の時間を入れても、全体で20分位の所要時間。
放射線の照射中は、ホントに痛くもかゆくもなく、実際何をされているのかわからない感じ。
同じように機械に横たわる温熱治療とはずいぶん違う。
ただただ、息を止めているのが辛かった。
後にわかったことだが「その息を止めて~」の、3~4セットの内訳は、最初の1セット目は位置決め、2セット目が本番の放射線の照射、3セット目と4セット目は後処理、というような説明を聞いた。
この途中途中でCT写真も撮影しているとのことらしい。

取りあえず、無事終了。
でも、ここのスタッフさん達がとても親切。
「お疲れ様でした~、明日は9:00からお待ちしています~」と声がかかる。
そう、前の投稿でも述べたが、基本、この治療は朝一番をお願いしている。
今日は、夕刻近くにMRIの撮影があるため午後にしてもらっただけのこと。
また、KY病院の通院日も午後にしてもらう必要がありそうだ。

後は、会計を済ませて全て終了。
う~ん、ホントにこの『〇〇〇治療センター』のスタッフ全員がとっても感じがいい。
この受付・会計を担当しているお2人の事務員さん達にも、とっても癒される対応をしてもらえる。
私が施設全体の各部門の全て、パーフェクトに好印象を持つのはおそらくここが初めてのことではなかろうか。

さて、次はCクリニックでMRI検査。
このTS病院を出て、待たしても地下鉄に乗りこむ。
いつもの勤務先の駅を過ぎて、乗り換え駅で乗り換え、さらに西へ・・・・・・。
その目的の駅とCクリニックは、ほぼ直結している。
以前、一度来ていることもあるため、迷うことなく到着。

しかし・・・・・・・。
時間が余ってしまった・・・・・・・。
今日は朝・昼の食事を抜いているため、お腹も空いている。
受付を済ませて、およそ2時間近く、スマホをいじりながらロビーで待機。
後で、冷静に考えると、どこかで時間を潰すという手もあったのだが、この時はとにかくお腹が空いているため、あまり動きたくないというのが本音。

しばらくして、検査室に呼ばれてMRIの撮影を実施するわけであるが、ここのくだりについては特筆することもないので、特に何かを記載するのは省力したい。
普通に、撮影を終えて、本日のやるべきことはすべて完了。
とにかくお腹が空いたので、この状況を見越して家内に持たされていたバナナを、駅ターミナルのベンチに腰掛け、恥ずかしげもなくパクつく。
その後は、立ち食いそば屋さんで、かけそばを啜って帰宅。
時間も時間だし、今、ここでがっちり食べちゃうと、夕食も食べられなくなっっちゃうからね。

さぁ、明日から14日、3週間、毎朝TS病院へ通うことになる。
幸いにも、放射線後の後遺症らしきものは今のところ、一切ない。
治療後の勤務も大丈夫そうな確信も得た。
そして、明日からいつもより早くの出勤、あの試練の階段へ立ち向かうのだ・・・・・・。
気合を入れよう。
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テーマ : 末期がんの闘病記
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

North Wind

Author:North Wind
生年月日:1962年2月21日
性別:男
家族:妻、息子(独立済み)、わんこ(パピヨン2頭)
北海道札幌市在住

2015年12月21日。
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。

しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。

追記1:2018.6.29
ここまで順調に癌の進行を抑えていましたが、とうとう腫瘍マーカーの急上昇、肺転移、肝臓中心部にも新たな腫瘍が発見されました。
最後の手段だった内服の抗癌剤の効果なしと判断され、もはや打つ手はなしと宣告されました。


追記2:2019.2.18
色々と手を尽くしてきましたが、いよいよもって『終わりの始まり編』に入ってきたようです。
大変、悔しく、断腸の想いでもありましたが仕事も退職しました。
これから、どんどん衰弱は進むでしょうが、最後の最後までこのブログは続けていこうと思っています。


どこまでできるかわかりませんが、癌と共に生きる、そして働くということ、癌になってわかったこと、学んだこと、そして私の生き様を記録に残していきたいと思います。

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